小説

0能者ミナト2

目次
第一話『鏖』
第二話『真』
閑話『謝』

『鏖』と書いて「みなごろし」と読む……怖い名前だね。
『鏖』と『真』に分かれているけどこの2話で一つの大きなお話。
一応長編って事になるのかな。

2巻ということで
1巻で集まった湊、沙耶、ユウキの3人が
本格的にチームとして機能し始める感じ。

湊くんの力で引っ張った1巻に比べると
世界や他のキャラ達の魅力が広がっていくのが楽しい。
もちろん湊くんの魅力も健在だけどね。

お手本のような展開だけど
『鏖』で解決したと思った話が『真』で急転するのが引き込まれるね。
一体どうなっちゃうんだろうって読むのが止まらなくなったよ。

「先生はすごくだらしなくてどうしようもなくても
怪異の解決手腕だけは凄いんだから」
沙耶ちゃんキミは正しい。

0能者ミナトシリーズは
長くても1巻でちゃんと話が完結してくれるのが良い。
1~2巻を読んでこのシリーズは追いかけて行こうと決めたんだ。

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