目次
第一話『嘘』
第二話『狐』
閑話『驚』
0能者ミナト11巻は久しぶりに短編二本立て。
ほんの帯に累計60万部超のベストセラーシリーズって煽り文句があったけど
60万部って健闘してるのかな。
ほんの帯に累計60万部超のベストセラーシリーズって煽り文句があったけど
60万部って健闘してるのかな。
内容よりなにより、まず表紙の湊くんに気を取られてしまうよ。
一体どうしたんだい。
一体どうしたんだい。
『嘘』は怪異の気配がしない怪異が存在するかという話。
8巻でも少し話題に出てた問題が形を変えてまた浮上してきたね。
8巻でも少し話題に出てた問題が形を変えてまた浮上してきたね。
沙耶ちゃんユウキくんの二人は
すっかり湊くんのやり方に順応してしまった様子。
すっかり湊くんのやり方に順応してしまった様子。
おかげで相対する役になってしまった宗栄くんの方が
浮いてしまうという普段とは真逆の展開が面白かったよ。
浮いてしまうという普段とは真逆の展開が面白かったよ。
ただ『嘘』では湊くんの説を裏付ける描写が少なくて
どうにも胡散臭い印象が強かったね。
まさに零能者といった感じだ。
どうにも胡散臭い印象が強かったね。
まさに零能者といった感じだ。
まぁこれは作中でも突っ込まれてる部分だから
意図通りなのかもしれないけど。
ちょっと消化不良な感じは否めないかな。
意図通りなのかもしれないけど。
ちょっと消化不良な感じは否めないかな。
『狐』は過去に相対した怪異と再びの対決。
巻を空けての再戦は0能者ミナトシリーズでは初だね。
作者の思い入れのある敵なんだろうか。
巻を空けての再戦は0能者ミナトシリーズでは初だね。
作者の思い入れのある敵なんだろうか。
『狐』は『嘘』とは逆に
最後の仕掛けへと至る過程が丁寧に描かれていて
凄い綺麗な回だなと思ったよ。
最後の仕掛けへと至る過程が丁寧に描かれていて
凄い綺麗な回だなと思ったよ。
もし意図して対比させるような構成にしていたなら
見事に術中に嵌まったって感じだね。
見事に術中に嵌まったって感じだね。
11巻は湊・沙耶・ユウキのチームが完成していると特に感じさせる巻だったよ。
すっかり安定した中で今後の話がどうなっていくのかは気になるところだ。
すっかり安定した中で今後の話がどうなっていくのかは気になるところだ。
0能者ミナト<11> (メディアワークス文庫) Kindle版
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