小説

オーバーロード2 漆黒の戦士

目次
1章 二人の冒険者
2章 旅路
3章 森の賢王
4章 死を切り裂く双剣

オーバーロード2巻。
アインズ・ウール・ゴウンの名を世界に知らしめるために
(NPC達は世界征服のために)動き出したのが前巻の終わりだったね。

一介の冒険者に扮して情報収集を行うアインズ様。
こういう身分を隠して～なお約束的な展開、正直好き。

お供が階層守護者の面子ではなく、
Mobっぽかった戦闘メイドの一人というのが良い意味でびっくりだったね。
ナーベちゃん可愛い。

本来の職業では無い戦士として動いているのに
他の冒険者や街の人間がもうこれでもかと
モモンくん凄いと連呼しまくる様が凄い。

ここまで全力で持ち上げ描写するのは
かえって潔いって言える……かもしれないね。
僕なんかはちょっと食傷気味だけど。

これだけ常人離れした力と配下を従えてるにも関わらず、
裏で演出したり画策したりと妙に小物っぽいのが
ある程度中和してくれてる感じはあるね。

今回は最後の戦い含めて一方的なアインズ様無双だったから
そろそろ骨のある戦いも見せて欲しいところ。
エピローグが事態急転の兆しを見せてくれて次巻が楽しみだよ。

オーバーロード2　漆黒の戦士 Kindle版