オーバーロード7 大墳墓の侵入者


目次
1章 死出への誘い
2章 蜘蛛に絡められる蝶
3章 大墳墓
4章 一握りの希望


オーバーロード7巻。
ワーカーと呼ばれる冒険者達が新しく見つかった遺跡の調査として
ナザリック地下大墳墓に挑むというお話。

まぁ、もう結果は火を見るより明らかだよね。



ナザリック側の視点で見れば
拠点の防衛機能がちゃんと機能するのか
実戦に近くかつ安全な状態で確認するというのは正しいと思うし

ワーカーや冒険者側の視点で見れば
死と隣合わせの仕事なんて分かりきっていることで
依頼と報酬を天秤にかけて受けたからには自分達の責任なんだろうけど

じゃあ読者目線でこれを見て楽しめって言われると……うーん。
よくある地下闘技場等で強者が弱者を一方的に嬲るの見て喜ぶ観戦者側というか
ある意味人間として一番下種な部類の楽しみ方というか。

[『安全』であることの愉悦]を感じろって事なんだろうか。
僕はまだそこまでの域には到達できないなぁ。


プロローグは安心して楽しめたね。
ここにきてようやくアインズ様もナザリックが
世界征服のために動いてる事を知るという。

これまでの展開からして王国の庇護下に入るのかと思ってたんだけど
まさかの立国提案。周辺国家が許すとも思えないけどどうなるのか。
帝国との接触で更に世界が広がりそうだね。

ナザリック以外にユグドラシルから来たプレイヤーを知るキャラや
ギルドをくだらないと言い切ったアルベドが捜索隊を作るなど
不穏な話もばれまかれて続きが気になるよ。




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