オーバーロード6 王国の漢たち [下]


目次
6章 王都動乱序章
7章 襲撃前準備
8章 六腕
9章 ヤルダバオト
10章 最強最高の切り札
11章 動乱最終決戦


オーバーロード6巻。
[下]とついてる通り前回からの続きだよ。
上下に分けたのに内容の濃さが凄いね。

始まってしまったセバス裁判とでもいうべき詰問タイム。
去り際含めて演出過剰だったりはアレを示唆してるのかな。
セバス裏切りの可能性を考えてるなら周囲が本人を前に出したがらないか。

セバスくんもナザリックこそが最優先というところは崩れなかったね。
個人的にはそこは自分の意思を貫いて欲しかった。
でも、もしかしたら違う結論を出す時が来るのかもしれない。

そして久しぶりに出てきたアルベドが不穏過ぎ……。
多分「お聞きしたい素敵な名前」ってモモンガの事だよね。
やっぱり「モモンガを愛してる」の一文で異質な存在になってる様子。

正直アインズ様になって人間性を捧げてしまった感あるから
アルベドが愛の力で「モモンガ」に戻してあげる白い展開に期待してしまう。
……ギルド潰せばモモンガに戻らざるを得ないですよねコースかなぁ。

再びのセバス・クライム・ブレインのむさい共演+盗賊つきは
相手が極悪非道の組織だから安心して見れるのが良いよ。
なんか2巻を彷彿とさせる展開だね。セバスくん無双。

これだけでもがっつりやったな感あるのに
ここから更にゲヘナが始まるんだから2冊分読んでる気分だよ。
蒼の薔薇やブレインくん戦いはかっこいいね。

しかし、ゲヘナは面白かったけど結末が惨い。
ナザリックで使うのであれば一万人もの一般市民を道具のように扱うことを
納得してしまうアインズ様は完全に普通の人間から逸脱しちゃってるよね。

今までも必要と有れば殺生も厭わないところはあったけど
輝かしい英雄モモンとして人間社会で生きる経験もしている筈なのに
非道さに磨きがかかってきたなぁ。


オーバーロード6 王国の漢たち [下] Kindle版




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