オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち


目次
1章 旅立ち
2章 集う、蜥蜴人
3章 死の軍勢
4章 絶望の幕開け
5章 氷結の武神


オーバーロード4巻。
ナザリックがついに侵攻を開始するという事で
侵略者としての面が強調された巻といえるのかな。

前半は侵攻される側のリザードマン視点がメインで話が進むよ。
主人公サイドのメンバーそっちのけっていうのが凄い。
でもこれが意外と面白いんだよね。

まぁ僕がリザードマン贔屓なのもあるけど。
ゲームで亜人キャラ選ぶならリザードマン派。
ユグドラシルで選べる種族にはあったのかな。

リザードマン側の話が分かりやすい上に
戦う理由に綺麗ごとだけじゃない裏の意図があったり
恋愛要素も全力投球だったり出し惜しみが無いおかげかな。

この辺りは1巻で重要な部分は全部書ききる
というのができるのが大きかったのかなと思うよ。
敵側(主人公サイド)の説明はいらないしね。

決戦開始からのナザリックの悪役ぶりと来たらもう……。
本当に最後ラスボスで倒されるエンドになるんじゃないの。


今更だけどオーバーロードって
冒険RPGじゃなくて天下統一シミュレーションだったんだね。
これからどんどん領土拡大していくのかな。

しかし、リザードマン視点を知らないアインズ様と
読者(僕だけど)&コキュートスくんの温度差が酷かったなぁ。
ちょっとアインズ様嫌いになりそうだったよ。

まぁなんとか悪くない落としどころで終わってくれて良かった。
今まで活躍の場が無かったコキュートスくんの戦いや成長も良かったね。
ナザリックの良心枠になってくれそうかな。


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