幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes


目次
第壱章 混乱
第弐章 回復
第参章 努力と工夫
第肆章 鉄槌作戦
第伍章 転機
第陸章 『勝ちすぎた』
付録 歴史概略図


幼女戦記7巻。
副題の意味は紹介文にあやかるなら「蒔いた種の刈り入れを願う」かな。
帝国は自身の破滅を招くものを撒いてしまったのか。

なんといってもデグさんとレルゲンくんの絡みが
久しぶりに堪能できたのは良かったよ。
個人的にはもっと参謀面子と絡んで欲しいなぁ。

今回は東側がメインだっただけにドレイクさんら北方組の出番は少なかったね。
彼らも東部へ移動するようで再戦の兆しが見えてきたかな。
メアリーちゃんは癒し。

6巻での鬱憤を晴らすように帝国の大作戦が展開される様は圧巻。
こういうのって主人公側が成功するって心の奥底で楽観しながらみるんだけど
幼女戦記の場合、どう転ぶか分からないからドキドキするよ。

タイトルのターニャおじさんの笑顔はここかって分かるのがニヤリとするね。
落とす前に上げるのは基本。


陸章タイトル『勝ちすぎた』は何度も言及された話だけに印象的。
帝国は勝ち続けるが故に終われないという悪夢に打ち勝てるのか。


不安の種を撒いて次へ続くのは幼女戦記の常だけど
次巻はとびきりヤバい気がするなぁ。



幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes




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