小説

オーバーロード12 聖王国の聖騎士 ［上］

目次
1章 魔皇ヤルダバオト
2章 救いを求めて
3章 反攻作戦開始

オーバーロード12巻。
タイトルに[上]とついている通り
今回で話が終わらないのが辛い。

舞台になるのはローブル聖王国。
かなり序盤の内からデミウルゴスが赴いていた地だね。
<聖王国両脚羊/アベリオンシープ>……なんでもないよ。

序盤からヤルダバオトが大暴れ。女王を武器ってよく思いつく……。
さてここでヤルダバオトが悪魔としての姿を現すんだけど
どうやらヤルダバオトにはABがおりデミウルゴス本人ではない様子。

レメディオス達を逃がしたのは
魔導国への救援要請に誘導するのと、
ヤルダバオトの正体について偽情報を流させるという狙いがあったのかな。

ヤルダバオトやメイド等から繋がりがばれる展開が来るのを予想してたけど
その辺も考えてはいますよっていうところを見せてくれたね。
……まぁ、それでもいつかバレるんじゃないかと思ってるけど。

「蒼の薔薇」の面子やっぱり好きだなーとか
アインズ様ルーン武器の営業頑張ってるなーとか
大きな話は終わらないんだけど各場面が楽しい。

今回主な視点を務めるネイアちゃんの行く末も気になるね。
彼女はこの非情なオーバーロードの世界を生き残れるのか……。

今アインズ様の考え方に傾いてる時点で、
最後は聖騎士として理想を抱いて溺死するパターンな気がしないでもない。

オーバーロード12　聖王国の聖騎士 ［上］